マッスルカー「コルベット」

記事更新日:2015-08-14 17:42:27

世界三大自動車メーカーといえば「ゼネラル・モーターズ」「トヨタ」「フォルクス・ワーゲン」です。それぞれ米・日・独を代表する自動車メーカーですが、日本ではアメ車をあまり見かけません。

アメ車はもともとアメリカという風土に合わせて作られています。広大な大陸を高速巡航し、さまざまな気候・地形をものともせず、田舎の悪路もタフに走破するために、アメリカ車は車体も車重も排気量も大きいのです。小型で燃費が良く小回りが利く日本車とは、まさに真逆をいく作りなわけですね。

しかしGMのシボレー・コルベットを日本で目にするたびに、その格好良さに痺れてしまうのは私だけでしょうか? とくにC5型のスポーティーでスマートなフロントと、アメ車らしさを残したワイルドなリアの一体感がたまりません。

コルベットはかつて「パワフル・曲がらない・止まらない」というアメリカンマッスルカーの代名詞的存在でしたが、C5はしなやかに曲がり、素直に止まる車へと変貌し、日本の狭い路地でも走ることができるようになりました。

コルベットは2014年に、7代目となるC7が発売されました。価格はどのモデルもだいたい1000万円近いです。高い……かっこいいけど。